京都桂拠点のご紹介

ハイパワーレーザーによる実験施設を、2025年1月から運用開始

当社のレーザー加工開発拠点では、レーザーフュージョン研究で培った高出力レーザー制御技術をはじめ、精密な光学系設計プロセス構築ノウハウを活かし、産業応用に向けた高度なレーザー加工技術の研究・開発を行っています。
本拠点では、以下の目的のもと、先進的なレーザー技術をレーザー加工での実用化に向けて取り組んでいます。

・ レーザーフュージョン技術の産業応用に向けた検証

高出力レーザー制御技術を、実用的な切断・溶接プロセスに応用するための実験環境を整備。

・ 難加工材への加工技術の最適化と評価

CFRPや金属など、多様な材料に対する加工条件の確立を進め、技術の汎用性を拡大。

・ レーザー加工システム・コンポーネントの開発・検証


加工ヘッドや光学ユニットの設計・試作・評価を通じて、信頼性の高い製品開発を支援。

・ 顧客ニーズに対応したPoC(概念実証)や試作対応



試験加工やシミュレーションを通じて、導入前の技術検証や課題解決型の提案を実現。

設備

5kW SMファイバーレーザー

5軸加工ステージ
(ステージサイズ 1000x1000mm)

高圧エア

集塵・排気システム

機械切断装置

マイクロスコープによる断面観察装置

ハイスピードカメラ

実施内容
CFRPのレーザー加工実験

当施設では、最大出力5kWのファイバーレーザーを用いたハイパワーレーザー加工実験を行っています。厚板切断、深溶接、高速スキャンによる処理など、多様な加工条件に対応可能です。加工評価、試作検証、熱影響や変形のシミュレーション検証など、製品開発・生産技術に直結するデータ取得を支援します。

【対応可能な加工】
・厚板金属(鉄、ステンレス、アルミなど)の切断

・高深度レーザー溶接


加工ヘッド、光学系の開発

ハイパワーレーザーの特性を最大限に引き出すために、レーザー加工ヘッドおよび光学系の開発・検証を行っています。高耐熱性・高精度な光学設計に加え、ビーム成形や集光系の最適化、ノズル形状やガスフロー設計など、実加工と連動した性能評価を実施可能です。製品開発・カスタム仕様対応・実装支援まで一貫して対応いたします。

【主な開発項目】

・ハイパワーレーザー対応加工ヘッドの設計・試作


・光学系ユニット(集光レンズ、保護ガラスなど)の評価


・ノズル設計、アシストガス制御の最適化


・ユーザー仕様に合わせたカスタム開発

自動制御レーザー加工機

NC制御システムにより、5軸(X, Y, Z, B, C)でレーザー照射位置を制御

・ レーザー加工システム・コンポーネントの開発・検証


☑︎ 広い加工エリアにより、大型のワークや多様な試験条件にも柔軟に対応可能です。
☑︎ 強力な集塵設備を備えており、加工時に発生するガスや微粒子を速やかに排出し、作業環境の安全性を確保しています。

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